こんにちは、ぽんずです!
箱根は都内から電車で約1時間半とアクセスがよく、気軽に行くことができる国内でも有数の観光地なので、関東からの旅行先としておすすめです!
温泉はもちろん、美術館などのフォトジェニックなスポットがたくさんあってどの世代でも楽しむことができます。
さらに箱根エリアの乗り物が乗り降りし放題となるフリーパスもあるので、上手に利用したらかなりお得に観光できます!
実際に私たちも箱根フリーパスを利用し、お得に1泊2日箱根旅行を満喫することができました。
今回は実際に私たちが巡ったコースを基に、おすすめのモデルコースを紹介します。
- 箱根1泊2日旅行のモデルコースを知りたい
- 箱根のおすすめ観光スポットを知りたい
- 箱根フリーパスについて知りたい
箱根フリーパスを利用してお得に観光!
箱根旅行をするうえで欠かせないのが、小田急が発行している「箱根フリーパス」です!
出発駅〜小田原までの往復乗車券としてはもちろん、箱根登山電車、登山バス、箱根登山ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船など、小田急グループが運営する箱根エリアの8つの乗り物が乗り降りし放題になるとてもお得なフリーパスです。
しかも、フリーパスを持っているだけで温泉や美術館など約70の施設で優待が受けられます!
箱根フリーパスでは、以下の乗り物が乗り降り自由です。
・箱根登山電車
・箱根登山ケーブルカー
・箱根ロープウェイ
・箱根海賊船
・箱根登山バス(指定区間)
・観光施設めぐりバス(箱根登山バス)
・小田急ハイウェイバス
・東海バス(指定区間)
これだけの乗り物が乗り降り自由になるので、フリーパスさえあれば箱根エリアの主要な観光スポットはほぼ全て行くことができます。
乗り物に乗るたびにいちいち切符やチケットを購入しなくていいのも、嬉しいポイントです!
乗り物の乗り降り自由に目が行きがちですが、優待もかなり充実しています。
入館料金が安くなったり、記念品をもらえたりと、施設によって様々な嬉しい優待を受けることができますよ!
自分が訪れる施設で優待が受けられるかは忘れずに確認しておきましょう。
箱根エリアにある主要な観光スポットは優待を受けられる施設が多いので、チケットを購入する際に聞いてみたり、張り紙が貼ってある為、要確認です。
また、確認するのを忘れてしまうという方は、施設に入館する際にとりあえずフリーパスを出してみるのがいいと思いますよ!
どれくらいお得なの?
実際にどれくらいお得なのか、今回紹介するモデルコースを例にご紹介します。
- 1日目は「新宿」から小田急線で「箱根湯本」まで(片道1,261円)。
- 「箱根湯本」からは箱根登山鉄道で、途中下車して「彫刻の森美術館」に立ち寄りつつ「強羅」まで(620円)。
- 「強羅」から箱根登山バスで「ガラスの森美術館」まで(往復470円)。
- 2日目は「強羅」から箱根登山ケーブル、箱根ロープウェイで「大涌谷」へ行き、箱根ロープウェイで「桃源台港」まで(2,630円)
- 「桃源台港」から海賊船で「元箱根港」まで行き、「箱根神社」へ(1,200円)。
- 「箱根神社」から箱根登山バスで「箱根湯本」まで(1,080円)。
- 「箱根湯本」から小田急線で「新宿」まで(片道1,261円)
フリーパスを利用しないで観光すると交通費だけで8,522円かかります。
新宿発の2日間のフリーパスが6,100円なので、交通費だけで2,422円もお得です!
さらに彫刻の森美術館の入館料が200円引き、箱根ガラスの森美術館の入館料が100円引きとなるので、全部で2,722円もお得です!
2日間の利用でもかなりお得に観光できるのがわかりますよね。
たくさんの観光スポットに立ち寄れば立ち寄るほどお得になるので、忘れずに箱根フリーパスを利用しましょう!
購入場所
小田急線各駅の窓口や小田急トラベル営業所、箱根周辺の駅などで乗車日の1か月前から購入できます。
小田急線各駅の自動券売機でも購入できますが、当日から利用する分だけしか購入できないので注意が必要です。
また、小田急トラベルでは、箱根フリーパスとロマンスカーがセットになったお得な日帰り・宿泊旅行プランなども用意されているので、宿とまとめて予約する場合はチェックしてみてください!
おすすめ!1泊2日モデルコース
今回は1泊2日で定番の観光スポットをまわるコースを紹介します。
新宿から出発し、箱根に到着後の移動は箱根フリーパスを利用して乗り降り自由の乗り物で移動します。
〈1日目〉新宿→箱根湯本→箱根彫刻の森美術館→強羅→箱根ガラスの森美術館→強羅
〈2日目〉強羅→大涌谷→箱根神社→箱根湯本→新宿
1日目は箱根彫刻の森美術館に行ってから強羅駅周辺でお昼ごはんを食べて、その後箱根ガラスの森美術館に行きます。宿は強羅駅周辺の旅館に宿泊し、夜ごはんは宿でいただきます。
2日目は大涌谷を観光してからお昼ごはんを食べて、その後は箱根海賊船に乗って箱根神社へ向かいます。最後は箱根湯本駅でお土産を購入したり食べ歩きをするというコースとなっています。
人気スポットなどにも立ち寄るので、所要時間は少し多めに見積もっている場所もあります。旅行に行く時期にもよりますが、実際には少し時間に余裕ができる場合もあるかと思います。
それではスケジュールを詳しく紹介します!
1日目のモデルコース
7:30 新宿
9:30 箱根湯本駅
10:30~12:00 箱根彫刻の森美術館
12:15 強羅駅
12:30~14:30 昼ごはん(強羅)
15:00~16:30 箱根ガラスの森美術館
17:00 ホテルチェックイン(強羅)
彫刻の森美術館
【住所】 | 神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121 |
【営業時間】 | 9:00~17:30 |
【入館料】 | 1,600円 |
彫刻の森美術館までは、箱根登山鉄道で向かいます。「彫刻の森」駅で下車し、徒歩2分ほどで到着します。
彫刻の森美術館は箱根の大自然を生かした野外美術館です。
箱根の山々が望める7万㎡の緑豊かな屋外展示場に、 近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。
写真映えするスポットがたくさんあるので、いっぱい写真を撮りながら回っているうちにあっという間に時間が経っていました。
また、ピカソ館をはじめ、室内展示場や天然温泉の足湯もあるので、子供から大人まで楽しく過ごすことのできる施設ですよ。
屋外展示ならではの大きな作品がたくさんあり、迫力満点です。
冊が設けられていない作品もあり、間近で見たり、作品の中に入れるものもありますよ!
広大な自然の中に、面白い展示がたくさんありました!
有名な「幸せをよぶシンフォニー彫刻」の中に入るとステンドグラスの幻想的な空間が広がっています。
360度に広がるきれいなステンドグラスには、ため息が出てしまうほど圧倒されました。
彫刻の森美術館の中でもイチオシのフォトスポットです!
強羅駅
箱根登山電車で終点の強羅駅まで向かいます。強羅駅は箱根登山電車の終点というだけでなく、箱根登山ケーブルカーの始発駅でもあります。
強羅駅周辺には温泉や旅館、飲食店が並んでいて、今回は強羅駅周辺でお昼ごはんを食べます。
田むら銀かつ亭
【住所】 | 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-739 |
【営業時間】 | 11:00~14:30、17:00~19:30 |
【定休日】 | 水曜日、火曜日夜の部 |
昼ごはんは強羅駅から徒歩で5分の場所にある「田むら銀かつ亭」で食べます。
豆腐かつ煮が有名でテレビでもよく紹介される人気店です!
私は豆腐かつ煮定食(1,628円)、めんつゆは豆腐かつ煮御膳(2,640円)をいただきました。
豆腐かつ煮は豚肉を豆腐で挟んで揚げているのでとてもヘルシーで、出汁や玉ねぎの甘みが利いていて絶品でした!
豆腐かつ煮御膳はかなりボリュームがあってお腹いっぱいになりました。
ただし、人気なだけあってかなり並びます。私たちが行ったのは土曜日の昼頃でしたが、1時間くらい並びました。
整理券をもらっていれば出かけていても大丈夫ですが、呼ばれたときにいないと順番をとばされてしまうのでご注意ください。
強羅駅周辺の宿を予約している場合は、待ち時間の間に荷物を預けに行くのがいいと思います。
個人的には並ぶ価値のあるとおすすめできるお店なので、強羅に立ち寄る際はぜひ豆腐かつ煮を食べてみてください!
箱根ガラスの森美術館
【住所】 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48 |
【営業時間】 | 10:00~17:30 |
【入館料】 | 1,800円 |
昼食後は強羅駅から箱根登山バスを利用して箱根ガラスの森美術館へ向かいます。「箱根ガラスの森」で下車してすぐのところにあります。
箱根ガラスの森美術館はヴェネチアングラス専門の美術館です。
中世のヴェネチアをイメージした庭園にたくさんのガラス細工の作品が展示されています。
館内中央にあるアーチにはたくさんのガラスが装飾されており、太陽の光に反射してキラキラ輝く様子が幻想的でした!
肉眼で見ると写真では伝わらないくらい、キラキラと輝いていてうっとりとしてしました。撮影スポットもあったので思い出に残せること間違いなしです!!
館内にはガラス細工の体験工房もあり、オリジナルのグラスやアクセサリーを作ることもできますよ。
宿(強羅)
2日目は午前中から大涌谷や芦ノ湖方面を観光するので、強羅駅周辺の宿に宿泊します。
箱根に行くなら客室露天風呂付のお部屋でゆっくりしたかったので、私たちは「雪月花別邸翠雲」に宿泊しました。
部屋に客室露天風呂が付いているだけでなく、予約すると露天風呂を貸し切りで利用できるのでカップルや家族でゆっくりしたい方にはとてもおすすめの旅館です!
食事もとても美味しいので旅館で食べるのがおすすめです!
こちらは夜ごはんです。メインは選べたので私は河豚鍋をいただきました!
どれも美味しくて、かなりの量がありましたがぺろりと食べてしまいました。
こちらは朝ごはん。朝からとても贅沢な内容です。
豆乳から作る出来立ての豆腐は絶品でした!
宿での滞在時間がとても充実しており写真を撮り忘れてしまいましたが、駄菓子が食べ放題だったり、時間限定でラーメンをいただけたりと、お部屋以外でも楽しく過ごせる旅館で、またリピートしたい宿になりました。
▼強羅駅周辺の宿はこちらから▼
2日目のモデルコース
10:00 ホテルチェックアウト
10:30~12:00 大涌谷
12:35 桃源台港
13:15~14:00 箱根海賊船
14:30~16:00 箱根神社
17:00~18:00 箱根湯本駅
20:00 新宿駅
大涌谷
【住所】 | 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1251 |
【営業時間】 | 9:00~17:00 |
2日目は強羅駅から箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイを利用して大涌谷に向かいます。
黒たまごが有名な大涌谷は2015年の火山活動以来、噴煙地の近くを歩くことができる自然研究路(散策路)の立ち入りが禁止されていましたが、噴石シェルターなどの安全対策がされ、令和4年3月から入場が再開されました。
ただし、再開後は自由に入場できるのではなく、事前予約制で定員が設けられ、監視員が引率する形となっています。
散策路への入場料は1人500円で、現金払いはできないのでご注意ください。
気象条件によっても入場できなくなる場合があります。
私たちが行った際も、残念ながら強風の影響で入場できませんでした。
海賊船
大涌谷からロープウェイで桃源台港まで移動し、箱根海賊船に乗って芦ノ湖を渡って元箱根港まで向かいます。
桃源台港から元箱根港までは約40分の船旅です。
船内は宝箱など、海賊をモチーフにした装飾があってこどもでも楽しむことできますよ。
定員いっぱい乗ることもあるので、海賊船に入ったらまずは席を確保することをおすすめします!
窓際の席に座っておくと、外の景色を存分に味わうことができます。
ゆったりと外の景色を楽しみながら、贅沢な船旅を堪能しました!
箱根神社
【住所】 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1 |
【営業時間】 | 境内:終日開放 宝物殿:9:00~16:30 |
元箱根港からは徒歩で箱根神社に向かいます。
箱根神社は芦ノ湖の湖畔に鎮座する関東屈指のパワースポットで縁結び、開運、金運アップなど、たくさんのご利益が得られると人気の神社です。
芦ノ湖に浮かんでいる様に見える「平和の鳥居」は人気のフォトスポットです。
人気なだけあり、日によってはかなり長時間並びます。私たちは12月の日曜の昼過ぎに立ち寄りましたが、1時間ほど並びました。
寒い中並ぶのは大変でしたが、ここでしか撮ることのできない素敵な写真が撮れて大満足です!
箱根湯本駅
最後は元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本へ戻ります。
箱根湯本の駅前の商店街にはたくさんのお店が並び、食べ歩きグルメやお土産屋さんが充実しています。
帰りの電車の時間までのんびりと食べ歩きをしたり、お土産を購入して過ごします。
おすすめは菊川商店の「カステラ焼箱根まんじゅう」です!
老舗の和菓子専門店が販売する箱根まんじゅうはカステラのような生地の中にさっぱりめの白餡が入っていてとても美味しかったです!
あつあつの出来立てを食べ歩くのも良し、お土産に買って帰るのにもピッタリです!
私たちは食べ歩きで1つ食べた時の美味しさに感動して、
帰りの電車用、家用にたくさん買ってしまいました(笑)
時間が経ってもとても美味しかったので、お土産用に買う際も安心です!
店頭ではまんじゅうを作る機械がカシャン、カシャンとリズミカルに動いていてついついじっと眺めてしまいます。
他にもたくさん売店があるのでぜひ色々見てみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は関東のおすすめ観光地、箱根のモデルコースを紹介しました。
箱根は都内からのアクセスがよく、フリーパスを利用すると交通費も安く抑えられるので近場の旅行先としておすすめです!
温泉のイメージが強いですが、他にも美術館などのフォトジェニックなスポットがたくさんあるのでカップルやファミリーなど、どの世代の方でも楽しむことができますよ。
素敵な観光スポットがたくさんあるので今回紹介したモデルコースを参考に、ぜひ自分だけの計画を立てて、箱根旅行を満喫してください!